Search Consoleの「検索アナリティクス」という機能があるのですが、これはとても重要な機能で、簡単に言うと「訪問者がどのようなキーワード(検索クエリ)で検索し、どのくらい自分のサイトが表示されたのか?」というのが分かる機能です。
もう少し詳しく言うと「訪問者があるキーワードで検索する⇒検索結果に自分のサイトが表示される」その表示された回数やクリック数などを見る事ができます。広告が表示された回数のうち、クリックされた数の割合の事をCTRとも言います。
例えば、狙ったキーワードで上位に表示されているのに、自分のサイトへ流れてこないというような状況を把握する事ができます。
原因として考えられるのは「記事タイトル」もしくは「説明文」に問題がある事があったりするので、これを変更、改善することでさらに集客し、アクセス数を伸ばす事ができる可能性がありますし、自分の気づかないキーワードで結構検索されているというような事も分かります。
まとめるとこの「検索アナリティクス」を使えばどのようなキーワードで検索されて、何回自分のサイトが表示されたのか?また、どのくらいクリックされているのかというのが分かる機能です。
原因が分かれば対処もできる。そのために必要な機能という訳です。基本的な使い方を紹介しますので見ながらやった方が理解は早いと思います。
検索アナリティクスの基本的な使い方
まずはSearch Consoleの管理画面で対象サイトを選択し、左側にある「検索トラフィック」をクリックし、「検索アナリティクス」を選択。

それでとりあえず表示されている「クリック数」「表示回数」「CTR(クリック率)」「掲載順位」に全てチェックを入れてみます。

チェックを入れたら下に表示されたグラフとその下の一覧を見てみます。こんな感じになっています。
まずこのブログの場合です。「アメブロ アフィリエイト」というキーワード(検索クエリ)を例に見てみましょう。

「アメブロ アフィリエイト」というキーワードに関してはは次のような事が分かります。
- 私のブログが1913回表示されていて
- 471回クリックされている
- そのためクリック率は471÷1913なので24.62%ね
- ちなみにこのキーワードでの掲載順位は2.0位
つまり、「アメブロ アフィリエイト」というキーワードで検索するとこのブログの記事が2位くらいに表示されているはず。表示回数は1913回あるのにその内24.62%しかクリックされていないという事が分かります。
現在掲載順位が2位なので記事に追記したり修正することで1位になる可能性もありますし、この記事のタイトルや説明文を変更するともっとクリックされて訪問者が増える可能性もあるって訳です。
さらに詳しくデータを見るにはその検索クエリの「行」をクリックすると詳細のグラフも見る事ができます。

こんな感じでどんなキーワードで検索されていて、どれくらいクリックされているのか?という事が分かれば色々対策もできますよね。
検索アナリティクスのデータを元にPVを伸ばす
先ほども書いたように掲載順位や表示回数が良いのに対してクリック率が悪いとか、自分の気付かなかったキーワード(検索クエリ)でいつの間にか上位表示されていたという事は多々ありますので、それを調べて対策すればさらにPV(ページビュー)も改善する可能性もあります。
記事の内容を修正したり、タイトルや説明文(description)にキーワードを上手く入れ込んだりする事で「微妙な掲載順位」を改善できるかもしれませんし、記事のタイトルや説明文を工夫することでクリック率を上げる事ができるかもしれません、また、表示回数を見ればそのキーワードの需要も何となく把握できます。
WordPressに関しては「All In One SEO Pack」というプラグインを入れていれば1つ1つの記事の説明文(description)を個別に設定する事ができますので、クリックされやすい説明文にする事でアクセス数が一気に伸びる事も多いです。
このdescriptionでの対策はほとんどの無料ブログではできませんので、WordPressは有利ですね。
しかしながら記事タイトルを頻繁に変更をしたり、不自然なキーワードを大量に詰め込んだりすると、検索結果に悪い影響がでることがあるのでその辺は注意して対策してみる事をおすすめします。もちろん自己責任で。
基本的な部分だけ紹介しましたが、このようにSearch Consoleの検索アナリティクスは非常に便利で必須の機能になるので活用してしてみて下さい。
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